よもぎ蒸しの妊活効果
よもぎ蒸しは妊活に効果がある？効果的なタイミングと頻度について解説
「よもぎ蒸し」は最近、妊活中の女性に注目されている韓国発の民間医療です。結論から言うと医学的な根拠はありませんが、
間接的に下半身を温めることで子宮や卵巣を元気な状態にしてくれたり、生理周期を正常にしてくると、妊活世代の女性の間では評判になっています。
このサイトでは、その効果や影響、そして最適なタイミングや頻度について紹介していきます。
よもぎ蒸しとは
「よもぎ蒸し」は美容では先進国の韓国伝統の民間療法です。よもぎは昔から食べたり、やけどや傷口に塗ったりと、「なんにでも効く薬草」として
有名です。この「よもぎ」を煮立てた蒸気で下半身を蒸し温め、よもぎの有効成分を膣（粘膜部分）に当てて、身体の内側から元気になるという療法です。
韓国では元々、産後の子宮を回復させる目的で始まったとされています。
よもぎ蒸しは、よもぎを煮立てる装置の上に椅子を置き、そこにハダカの上から専用のマントをかぶった状態で座る、というのが基本スタイルとなってます。
椅子には穴が開いていて、下からの蒸気で下半身を温まります。マントをかぶっているので蒸気に逃げずに、下半身から全身に伝わり、終わったころには
汗だくになります。
よもぎの有効成分が女性の大事な部分、膣粘膜を直接温めてくれるので、冷え性、デトックス、妊活、ダイエット、ストレス解消などに効果があるといわれています。だいたい３０分ほどで、爆汗をかいて、女性特有のお悩みをまとめて解消してくれます。
都会の高級美容サロンに行けば、一回3000～4000円程度でやってくれますが、地方だとなかなかやってくるところは少ないです。
最近では、「よもぎ温座パット」のような気軽な商品もありますが、本格的にやろうと思うと、汗のかき方からしても、よもぎ蒸しの方がおすすめです。
よもぎ蒸しの妊活効果
よもぎ蒸しに不妊症を治す効果あるかどうかの医学的のな根拠は不明ということです。ですが、よもぎ自体は、昔から解毒や鎮痛などの
作用があるといわれ、昔から重宝されてきました。それに、よもぎ蒸しにより、身体の内側、特に子宮、胎盤を温めることで、
妊娠しやすい体をづくりをサポートしてくれます。なかなか着床してくれない、という人は試してみる価値があるかと思います。
身体を内側から温める
よもぎは血行促進や、身体を内側から温める効果があるとされています。よもぎ蒸しはその蒸気を膣口に直接にあてることで
子宮から身体全体をしっかり温める効果があります。
身体全体を温めることで基礎代謝がよくなり、冷え性の緩和にも繋がります。冷え性は子宮や卵巣の機能の低下を招き、生理不順や不妊症の
原因のひとつと考えられています。妊活中は冷え性にならないように、気を付けたいですね。
ストレス解消（爆汗をかいてスッキリ）
妊活開始から半年過ぎた辺りから妊娠しないというプレッシャーからイライラしたり、憂鬱になったり、ストレスを抱えることが少なからず発生します。
ストレスは自律神経が乱れたり、血流障害を引き起こす原因とされています。血流が悪くなると冷え性になり、卵巣や子宮の働きも鈍くなるので、
妊活中には常に温かくしておきたいです。
よもぎには「シネオール」や「β-カリオフィレン」「リヨン」などの香り成分が多く含まれています。この香り成分には
副交感神経（寝ている時の神経・リラックスしている時の神経）を優位する効果があるため、よもぎ蒸しをするとイライラを抑え、
心身共にリラックス状態にしてくれます。
よもぎ蒸しは身体を内側から温めることで大量の汗をかきます。発汗作用により、３０分走ったかのような爽快感が得られ、ストレス発散に
もなります。
ホルモンバランスが整う
妊娠しやすい身体を作るには、まずはホルモンバランスを整えることが大切です。女性ホルモンのバランスが崩れると、生理周期が
乱れたり、ＰＭＳの症状が出たりすることがあります。
よもぎ蒸しは身体内部から全体を蒸し温め、血行を良くしたり、香り成分でリラックスすることで、本来のホルモンバランスを取り戻す
ことが期待できます。
子宮を冷やすと婦人科系のトラブルが発生しやすいとされています。日常的に、生理痛、生理不順にお悩みの方は、よもぎ蒸しをお試しすることをおススメします。
よもぎ蒸しは妊活中のどのタイミングで？？？
排卵日前の低温期がおすすめ
よもぎ蒸しによいタイミングは、生理後から排卵前の低温期だとされています。
低温期は、卵子が成熟する大事な時期でもありますし、卵巣から分泌されるエストロゲン
（卵胞ホルモン、または女性ホルモンといれています）の働きによって、受精卵が着床するための子宮内膜
が厚くなる時期でもあります。
身体の冷え性はこの卵巣の働きを低下させ、エストロゲンの分泌を妨げる原因にもなります。特に体が冷えた
冬の時期などは、よもぎ蒸しの頻度をあげてもＯＫです。
排卵後の高温期や生理中は避けたほうが良い
さまざまな症状に効くと万能薬のように重宝されるよもぎですが、使いすぎはあまり宜しくありません。
排卵後にあたる高温期は、着床が成立し、妊娠初期に入っている可能性もあります。この時期は、よもぎ蒸しのような
不要な刺激を避け、大人しくしていた方が無難です。
高温期は黄体ホルモン（プロゲステロン）という女性ホルモンの影響によって心身に不調が起こりやすい時期
（ＰＭＳ）でもあるので、身体に負担をかけないことが大切です。
または生理中も体力が減退しているため、よもぎ蒸しの使用は避けたほうが良いかと思います。
妊活中のよもぎ蒸しの頻度は？
妊活中のよもぎ蒸しは、頻繁だと良い、というものではありません。生理終了日～排卵日までの低温期に２～３回程度が良いとされています。
１回終わったら３日ほどあけて、もう１回、この程度で良いかと思います。夏場ですと、週一回程度でも十分に効果はあると思います。
よもぎ蒸しは体質改善の効果が出てくるまで、人により１～３ケ月くらいはかかるとされています。もし生理１周期だけで効果を
実感できない場合でも、最低でも3か月は続けることをおすすめします。３か月ほどで、下半身の冷え性がおさまり、正常な生理周期に
近づくかと思います。
よもぎ蒸しをすると生理が早まる？？？
よもぎ蒸しは排卵や生理が早まる、という噂を聞いたことがあるかもしれません。これには医学的な根拠はありません。
よもぎ蒸しで下半身から身体を温めることで、子宮の冷え性が解消し、本来のホルモンバランスに戻ることで生理不順が解消されただけかもしれません。
いずれにしろ過度な期待は禁物ですが、よもぎ蒸しにより子宮の冷え性が改善し、生理周期がよくなった、という話はよく聞きます。
妊活中によもぎ蒸しは必要？？
妊活中によもぎ蒸しをすれば「必ず妊娠できる」というものではありませんが、妊娠しやすい身体づくりには役立つかと思います。
子宮内膜も受精卵を受け止める準備が出来ていないと、着床せず、流れてしまうものです。
子宮内膜は普段は目では見えないため、その健康状態がわかりませんが、生理周期や生理痛で危険信号を発信してきます。
薬や産婦人科に頼る前に、よもぎ蒸しでしっかり子宮の温め、ホルモンバランスを安定させることで、受精卵を受け止める準備をしてみてはどうでしょうか？
もちろん、栄養バランスを考えた食生活や、しっかりとした睡眠時間も大切なので、忘れずに実践しておいてくださいね。
よもぎ蒸しは自宅でも気軽に！！
10年ほど前から、妊活でよもぎ蒸しは流行ってきてますが、当時は高級エステで、一回３０００～４０００円程度が普通でした。この値段で月２～３回通うのって大変ですよね。
でも、最近はプロ仕様の「よもぎ蒸しスタートセット」というのがかなり低価格で販売されています。サロン仕様を自宅でも楽しめるのでかなりオススメです。